Q&A

Q1 し尿っていったい何ですか?
Q2 東部知多浄化センターは何をするところですか?
Q3 一日にどのくらいのし尿を処理していますか?
Q4 東部知多浄化センターができる前はどうしていたんですか?
Q5 し尿をどのように処理しているのですか?
Q6 においはくさくありませんか?
Q7 し尿の量は減っていますか?

Q1 し尿っていったい何ですか?
 し尿の「し」は漢字で書くと「屎」という字になります。この漢字の部首「尸」は「しかばね」といいます。「しかばね」の意味は漢和辞典で調べると死体を意味しますが人の身体を表わす文字だそうです。
 そうすると、「屎」は人間の身体から出たお米ということで「うんこ」ということになります。うんこは「ふん」ともいいます。「ふん」を漢字で書くと「糞」という字になります。お米が異なって出てきたものとなります。
 では「尿」という字を考えると人間の身体から出たお水ということで「おしっこ」ということになります。したがって、し尿とは「うんこ」と「おしっこ」ということになります。
 ※これは漢字のつくりから見たし尿の意味です。
Q2 東部知多浄化センターは何をするところですか
 東部知多浄化センターは大府市、豊明市、東浦町、阿久比町の二市二町から出るし尿と浄化槽汚泥を処理するところです。し尿の意味は先ほど説明したようにうんことおしっこです。このうんことおしっこは各家庭の便所によって処理の仕方が違います。くみ取り便所はうんことおしっこをためるだけのものです。浄化槽は「単独」と「合併」式があって、単独浄化槽はうんことおしっこを分解してきれいにして川へ流す設備です。合併浄化槽はうんことおしっこだけではなく家庭から出る台所の排水、お風呂の排水、洗濯機の排水などもあわせて処理する設備です。
 この浄化槽を使っていると、よごれが分解できずに汚泥となるものが水槽にたまってきます。この汚泥を浄化槽汚泥といいます。この汚泥は定期的にくみ取らないと、そのまま川に流れていき川を汚してしまいます。
 もう一つうんことおしっこを処理する方式が「下水道処理」です。これは各家庭でそれぞれ処理するのではなく各家庭に下水道の配管を接続して一カ所に集めて東部知多浄化センターより大きな施設で処理をします。この施設は下水道処理施設といいます。この施設は各家庭だけではなく工場やお店の排水もあわせて処理をします。
Q3 一日にどのくらいのし尿・浄化槽汚泥を処理していますか?
 月曜日から土曜日まで毎日、バキュームカーでし尿・浄化槽汚泥が運ばれてきます。搬入実績は次のページのとおりです。
 し尿、浄化槽汚泥搬入量
Q4 東部知多浄化センターができる前はどうしていたんですか?
 化学肥料ができるまでは、農家の人にとってこのし尿は貴重な畑の肥料でした。昔は肥料が足りなくて名古屋市までし尿を取りにいった時期もあったそうです。
 古い話ですが、太平洋戦争の戦中、戦後の一時期、都会の糞尿を近隣の町へ運ぶ糞尿列車(黄金列車と呼ばれていたそうです。)が走っていたそうです。東京都では埼玉県と結ばれている西部鉄道、栃木県と結ばれている東武鉄道がありました。そして、愛知県では名古屋鉄道が名古屋市、愛知県に頼まれて、食糧増産のためにということで近隣市町村へ糞尿列車を走らせたそうです。
Q5 し尿をどのように処理しているのですか?
 バキュームカーで運ばれてきたし尿・浄化槽汚泥は、前処理でごみをまず取りのぞきます。次に、一次処理設備で微生物を使って汚泥を分解し、二次処理設備で薬品を使って処理をしていきます。処理水は、平成25年に下水道配管に接続したため、現在では下水道に放流しています。
 くわしくは処理フローシート(処理の流れ図)を見てください。
Q6 においはくさくありませんか?
 設備はすべて建物の中に設置されていてにおいが建物の外に出ないようなっています。建物の中で発生するおしっことうんこのにおいは一箇所に集めて、硫酸、苛性ソーダという薬品を使ってにおいを中和して、さらに活性炭の中を通してにおいを消しています。
Q7 し尿の量は減っていますか?
 大府市、豊明市、東浦町、阿久比町はそれぞれ下水道の整備にも力をいれているので、東部知多浄化センターへ運ばれてくるし尿・浄化槽汚泥の量は年々減ってきています。